30代女子きりたんの働く妊娠出産育児ブログ

働くママブログです。30代で初出産したあれやこれやと、育休を経ての共働き生活、子育てなど。

他人と暮らせないタイプの一人っ子が結婚して思ったことまとめ

こんにちは。娘が今週で二歳になるので早めの誕生パーティをしましたよ。

じいじとばあばにバッグをプレゼントしてもらってご機嫌でした。女子だな・・・。大人になってから「samantha thavasaのバッグがほしい!」とか言うなよ。

 

さて、結婚するのはメリットがあるのかとかデメリットしかないとか言っている人たち多いですが、別にメリットとかデメリットとか、プラスかマイナスか、みたいな話じゃないんじゃないかと私は思ってまして、結婚しようがしまいがメリットもデメリットもあるわけで、それが一生涯死ぬまで、となったときの定量化なんて結局できないわけでは、と考えております。

一生涯の中で結婚というやつをしてみたいのか、してみたくないのか、っつー話で、それ以上でもそれ以下でもないわけです。それをメリットだとかデメリットだとかって、結局誰かに言い訳したい理由付けなわけですよね?誰に言い訳してるの?世の中?両親?自分がしたかったりしたくなかったりするのは自分が決めたことでしょ?何で言い訳が必要なの???とすごい疑問であります。

 

そんな私は結婚してみたかったからしてみました。正直、今の旦那と付き合うまでは「他人の寝息聴きながらなんか寝れない!」「手とかつなぐなんて気持ち悪い!」とかおよそ他人と暮らせるとは到底思えない感覚の持ち主で、半ば結婚をあきらめてはいました。週末はできれば一人で出かけたりこもったりいろいろしたいし、人と会ってる時間よりも一人でいる時間が好きでした。一人っ子なので。

が、結婚式はしてみたかったし、一人っ子だったのでたくさんの家族に囲まれる生活というのにあこがれていたので結婚したいなあとは思っていました。

 

いざ結婚してみて思ったのは、付き合ってるとき~結婚まではあくまで旦那と一緒にいることは「非日常」だったのですが、結婚してからは「日常」になったなあ、ということです。ちなみに付き合っている間に2年ほど同棲を挟んでおりますが、同棲と結婚は私にとっては違いました。

何が違うって、緊急連絡先とかで旦那の名前を書いたり、老後について話し合ったり、そんなことって付き合ってるときはしなかったので。当然のように緊急連絡先に旦那の名前を書く、って不思議じゃないですか?他人なのに。なんかそれが段々と当たり前になっていく感じ。それが「日常」になったなあ、と思うところです。

 

子どもが生まれてからはさらにそれが急速に「日常」になっていきました。もうカップルというか、子どもを育てるという名のもとに発足したプロジェクトチームみたいな感じ。もともと家事に関しては同棲時代から結構なチームワークの良さ(私がやりたくなくて強制的に発足)をみせつけていたものの、子どもが生まれてからはそれ以上のチームワークが要求されています。

家事チームワークではかなり自信があった我々ですらそうなので、同棲時代に「あなたのためになんでもしてあげるのが幸せ!」とかだったカップルだと血反吐はくだろうことは想像にかたくありません。。。

 

結婚してパートナーといることが「日常」になった私は、恋愛して楽しい相手と、結婚して幸せになる相手は違うかもしれないなあ、という考えを持つようになりました。

どういうことかというと、恋愛して楽しいのは、「もてて」、「かっこよくて」、「頭が良くて色々なことを知っていて」、「趣味も多くてみんなに人気があって」、「仕事ができて出世している」・・・みたいな、私の中のお姫様願望を満たしてくれるような存在なのですが、よくよく考えるとこういう人と結婚するとおそらく下記のようなことが起こると今なら想定できます。

 

・もててカッコイイ → 浮気する

・頭がよくて色々なことを知っている → 妻の私をバカにして同等の立場で話し合いができないかもしれない

・趣味も多くてみんなに人気がある → 家族との時間をさけないかもしれない

・仕事ができて出世している → 悪いことじゃないけど、出世するために長時間残業や人づきあいが多く家族との時間をさけないかもしれない

 

さらに、お姫様願望を満たしてくれるのは「非日常」の間だけであって、「日常」になったら満たしてくれません。仮に相手が付き合っている時から毎月花束をプレゼントしてくれるような素敵な方だったとしても、結婚してからもずーっともらい続ければ、もらう側の自分のほうが新鮮味を失ってしまうかもしれないです。

 

今の旦那は、えー、本人の名誉のために「お姫様願望を満たしてくれる男性ではない」とは言いませんが、それにも勝って私の旦那向きな素質が付き合った当初からあったなあ、と思うのです。

 

・私が死ぬほど落ち込んでもあわてないし笑っている余裕がある

・私の機嫌が悪くても神がかり的天然ボケで笑える

・家事スキルが全体的に高め

・ごめんなさい、ありがとうが自然に言える

 

私が落ち込んだ時に横で笑ってる人がいるというのはとても重要なことだった、というのは同棲中に気づいたので、結婚しようと思ったポイントです。あと神がかり的天然ボケも。すごいタイミングでおならするんですよ。いや、おならの頻度が高いだけか・・・。

家事スキルはこどもができてからとっても助かった。ごめんなさい、ありがとうは、意外と言えない人多いんだよね。人間関係の基本だなあ、と旦那から学んでいます。

 

そんなこんなで、残業が多すぎるとか、白髪多いとか、いろいろあるけど、結論結婚してみてよかったなあと思っています。

結婚なんかしたけりゃすればいいし、したくなければしなくていいんだよ!メリットとかデメリットとかそんな限られた尺度で測れるもんじゃねえよ!

ということが言いたかったのに、長文書いてのろけてるだけの文章になってしまいました。のろけ乙。

 

あとね、世の中結婚してよかったっていう人は話をしなくて、結婚よくなかったと思う人はたくさん話するから、したくないって思う人多いんだと思いますよ。

のろけ結構。みなさんのろけたらいいじゃないですか、と思ってます。