つわりとの戦い
働く妊婦のつわりとの戦いは壮絶だ。
まだ心拍確認できていないと、母子手帳ももらえないのでマタニティマークもバッグにつけていないことがほとんどだと思うが、このころから電車に酔い始める。
マタニティマークは駅員さんに言うともらえるので、母子手帳がなくてもつわりが辛かったらつけておいたほうがいいかも。まあ、つけたところで対して何にもメリットないですが。
つわりの時に何とか対策を見いだせないかと思って書いていたメモには
・すぐおなかがすく
・おなか一杯だと吐く
・おなかがすきすぎても気持ち悪い
・眠い
・背中が痛い
・むくむ
などの言葉がなぜか箇条書きにされている。ここから何を考察しようとしたのか不明だ。
この頃はいつ気持ち悪くなるかわからなかったので、一人でカフェなどゆったりできるところでランチすることが多かった。ランチとはいってもあまり食べられないので、なんか食べれそうなものと温かい飲み物をつまむくらいだったが。。。
ネットでいろいろ調べたところ、少しずつ食べるのがよさそうだったので、
「こんにゃくゼリー」
をデスクに置いた。また、すっきりするので
「グレープフルーツジュース」
もよく買っていた。
後程出産経験者に、「しょうががいい」と聞いたので、「しょうがの砂糖漬け」みたいなものも齧ってた。しょうがもすっきりするのでよかったかも。
ごはんより麺が食べやすくてよく食べていた。
食べ物以外では、背中にホッカイロはるのが何となく効いた気がする。割とストレスで胃を壊すことも多かったので、そのときにこの対処法をしていたのだが、それと似たような症状だったので効いたのかも。
つわりの2か月ほど、仕事は追い打ちをかけるようにMAX忙しくて、毎日会社で何度も吐きながら夜まで残業していた。一回吐くと少し休養が必要なので、吐く→休む→仕事ができない→仕事が終わらない→残業→気持ち悪くなる→吐くのスパイラルだった。
周りから見ても圧倒的に具合悪そうだったので、いろんな人に本気で心配される。「実は妊娠していて・・・」というのもなんか言いづらくて、「妊娠したんじゃない?」と言ってくる人以外には言えなかった。ので、なんか大変な病気なんじゃないかと心配されていたらしい。
最終的に飲み会の場で事業部長が「妊娠したんでしょー!」と大声で言ったことによりオープンにせざるを得なくなり、わずか妊娠3か月目にして周囲にばれました。